NARUTO
2009年 05月 24日
集英社
売り上げランキング: 1335
○作者 岸本斉史
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 1999年 - 2014
○巻数 全72巻
■あらすじ
忍の里・木ノ葉隠れの里の少年・うずまきナルトは忍者学校(アカデミー)の超問題児。毎日いたずらばかりして、イルカ先生に怒られている。その上、学校では落ちこぼれで卒業もおぼつかない。だがナルトには、里の忍びの長(おさ)・火影(ほかげ)の名をついで、里一番の忍者になるという夢があった。しかし、そんなナルトを見る里の大人たちの視線は冷たい。実はナルトには出生の秘密があった・・・(漫画レビュードットコムより引用)
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~ジャンル分類~
忍者世界観バトル漫画
~要素方程式~
[忍者]×[バトル]
=[チャクラ]×[だってばよ]
主人公うずまきナルトが活躍する
忍術系バトル漫画作品です。
自身が育った木の葉の里の長の称号「火影」になる為、
数々の敵や仲間との友情を通して成長していく忍術冒険漫画。
忍術と言っても、作品中には「チャクラ」という
エネルギーの概念による能力系バトルが中心で、
世界観は忍者の世界ではありますが
最終的な印象としては、能力系バトル作品です。
ジャンプ誌においてはワンピースと近時期が近く人気作品で、
海外ではこの作品が一番人気らしい(忍者だからか・・)
~見所ポイント~
①チャクラという概念
先に書いたとおり、忍者という世界観でありながら
要するに能力系バトルであり、「チャクラ」を基本とした
様々な特殊能力を使ったバトルはこの作品の見所です。
また物語中盤からは、チャクラというエネルギーに
「属性」という概念も加わります。
そういったこともあって、ジャンプ誌の中では比較的
ど派手で頭脳戦的な要素が強い印象があります。
(忍者ものとしてこの作品を見るなら、全然物足りないけど)
②中忍試験までなら・・・
この作品世界観での忍者の階級は
下忍・中忍・上忍と振り分けられ(確かそうです・・笑)
それぞれ与えられる任務のレベルが
違ってくるという制度が設けられています。
作中には、主人公たちが「中忍試験」というものに
挑む場面が出てくるわけですが、あそこまでのストーリーには
様々なキャラや、新しい必殺技などなど
読み進めたくなるシーンが多くあり、非常に面白いです。
中忍試験までは抜群に面白いです。少年マンガの基礎が詰まっている。
③個性的な服装
登場するキャラクターは、特に「服装」での描き分けが強く、
見た目的な「個性」の演出ではジャンプ内でも断トツかもしれません。
「漫画」としてのキャラクターの印象付けセンスが良くて、すごく華やかです。
~注意点~
①ストーリー構成
個人的に、ストーリー構成が荒く感じます。
長期連載に構成力がついて行けなくなったような印象が強く、
ストーリーの流れや遅さ、わかりづらさが如実かも?
②サスケとサクラ
まずヒロインであるサクラという女の子が、可愛くないです笑。
可愛くないというか、ヒロインらしくないし、そういう扱いが無い・・・。
まあ恋愛要素が少ない作品舞台なので良いんですが、
それでもこのヒロインの魅力の少なさは重大な注意点かも笑。
あとはナルトの親友でライバルでもあるサスケの存在。
彼には「信念」が感じられない。行動に筋がまったく通ってなく、
物語的にも一人で悩んで一人で行動して、突っ走っていて、
物語に全く馴染んでいないので、好意を持つことができない。
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「NARUTO」を一言で言うならば
[だってばよってなんだ?]
忍者の里を舞台に
様々なキャラクターと必殺技がぶつかり合う!!
でも個人的に「サスケ」は嫌いです。
あのキャラクターが好きになれなかった。
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個人的好み度 68%
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{100%}マンガ作品の限界到達点。頂点。
{99~90%}想像超えた衝撃を受けた。尊敬。
{89~80%}想像範囲内で大好きです。感謝。
{79~70%}好きでもう1回読みたい。推薦。
{69~60%}好きだけどもう1回は・・。好き。
{59~50%}そこそこ楽しめたと言える。良し。
{49~40%}読んで少し魅力を感じた。普通。
{39~30%}普通。可もなく不可もなく。無言。
{29~20%}読み進めるのが辛かった。微妙。
{19~10%}嫌悪感に近い感覚がある。落胆。
{09~00%}マンガ作品の限界最下層。底辺。
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