BLEACH
2009年 05月 28日
今日のマンガ紹介は「BLEACH」です。
○作者 久保帯人
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 2001年 - 連載中
○巻数 38巻(2009年4月現在)
■あらすじ
とても霊感が強い高校生・黒崎一護は、悪霊退治に来た死神・朽木ルキアと出会う。最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう悪霊・虚(ホロウ)に襲われたことでルキアを信じざるを得なくなる。家族を悪霊との騒動に巻き込まないために虚に立ち向かう一護だったが、普通の高校生が虚にかなうはずがなく、一護をかばったルキアは重傷を負ってしまう。絶望的状況の中、ルキアは最後の手段として一護に死神の力を分け与え、一護は死神となって虚を退治した。
しかしルキアの予想以上に一護が死神の力を吸い取ってしまったため、ルキアは死神としての力をほとんど失ってしまう。そこでルキアは自身の力が回復するまで一護に死神代行を務めるよう迫る。一度は断る一護だが、ルキアに家族を救われた恩に報いるため死神代行を引き受け、その後さまざまな騒動に巻き込まれる。(wikipediaより引用)
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~ジャンル分類~
死神世界観バトル漫画
~要素方程式~
[死神]×[画力]×[オサレ]=[大ゴマ]×[インフレ]
死神代行というきっかけから、
霊感が強い高校生が、霊界という世界観において、
様々な戦いに巻き込まれていくという、バトル漫画作品です。
序盤は、日常の中に現れる悪い霊(ホロウ)を退治する
といったような、日常的な要素がありますが
霊界に突入することになって以降からは、
ジャンプらしい、バトル作品に変わっていきます。
~見所ポイント~
①独特のキャラセンス
キャラクターの個性やデザインに関しては、
とてもよくできているし、すごく引き込まれると思います。
作中の世界観では死神ということで皆が似たような格好です。
それでもキャラ独特の個性を感じられるのは
やはり登場人物の性格がしっかりと描かれているからこそ
感じ取ることができたのかもしれない。
②見やすい画風
画力においては現ジャンプの中で一番良いかも。
背景が非常に少なく、どこかあっさりした構図ですが
とても見やすく、バトルシーンでも効果的だと思います。
画力に関しては、すごく見所でオススメできます。
③卍解や武器のデザイン
登場するキャラクターは霊圧による卍解という段階的な能力を持ち合わせている。
この卍解には、それぞれカッコいい名称や、多種多様な武器など、
見ていて「おお!」と頷ける演出が、高い画力で表現されて面白いです。
~注意点~
①超インフレ合戦!!
ジャンプ読者なら毎回確認しているでしょう。
「戦闘の単純さ」です・・。
先頭のインフレ具合が突出しています。
わかりやすく言うなら
①主人公苦戦
②敵が最後のトドメ
③主人公が最後の切り札
④敵はそれに耐える
⑤敵が最後のトドメ
⑥主人公が真の力発揮
⑦でも敵も真の力を発揮
⑧・・・・・・・
インフレ具合が悪いとは思いませんが
さすがにあそこまで単純な戦闘シーンは
見ていて飽きてしまうかもしれない。
②大ゴマの使いすぎ
物語が進むにつれて、戦闘シーンの大ゴマ率が
かなり目立ってきます。はい、それはもうかなり・・・。
大ゴマ自体は迫力演出に絶対必要だけど
さすがにあそこまで連発していると
何が起きているのかとか、内容が浅く感じてしまう。
特に週刊で読んでいると、あまりに早く読み終わり
来週になって、先週の内容が思い出せないこともしばしば。
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「BLEACH」を一言で言うならば
Dragon Ballを超えたインフレ合戦!
画力に関してはジャンプ内でも屈指に入る。
そこはこの作品のすごく魅力的な点だと思っている。
必殺技がかっこよく、戦闘シーンの迫力には見応えありです!
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個人的好み度 59%
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{100%} ・・・・・ マンガ作品の限界到達点。魂揺さぶる頂点。
{99~90%} ・・・・・ 想像を超えた衝撃を受けた。作者に尊敬の念。
{89~80%} ・・・・・ 想像の範囲内で大好きです。感謝しています。
{79~70%} ・・・・・ 好きでもう1回読みたいと思える。オススメできる。
{69~60%} ・・・・・ 好きだけどもう1回は・・と感じる。なかなか好き。
{59~50%} ・・・・・ そこそこ楽しめたと言えると思う。普通に楽しめた。
{49~40%} ・・・・・ 読んでいてある程度魅力を感じた。悪くはない。
{39~30%} ・・・・・ 普通。可もなく不可もなく。特に言うこともなく。
{29~20%} ・・・・・ ちょっとだけは魅力を感じた。正直好きではない。
{19~10%} ・・・・・ 嫌悪感のようなものを感じた。イライラしてくる。
{09~00%} ・・・・・ マンガ作品の限界最下層。魂揺さぶる底辺。
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