虹ヶ原ホログラフ

今日のマンガ紹介は「虹ヶ原ホログラフ」です。

e0131985_261151.jpg

 

 
○作者 浅野いにお
○出版社 太田出版
○掲載誌 Quick Japan
○発表期間 2003-2005
○巻数 全1巻




■あらすじ
「虹ヶ原」という土地を舞台に、小学校の同級生たちの過去と今が交錯する―。
子どもたちのうわさ、トンネルの中の怪物、家族の秘密、蝶の異常発生・・・・・・あらゆる糸が絡み合い織り成す、新世紀黙示録。(コミック帯から引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~ジャンル分類~ 
究極難解SF漫画 
~要素方程式~ 
[蝶]×[ブリキの空箱]×[世界]
=[輪廻]×[難解SF]


 
浅野いにお作品歴の中でも異質な作品。
正直この作品だけは雰囲気が違うし、相当曲者な作品です。

あ、この作品はレビュー不可能かもしれません笑、
これは「読んだことのある人へのレビュー」とします。
もしこの作品を読んだ方には、是非この記事を見て頂けたらと思います。

e0131985_17362863.jpg

「補足」:コミックについてくる帯の表。

そして、これほど難解で、わからない作品に出会うのも初めて。
ですので、これからの記事は、恥ずかしいぐらい間違っている可能性もあります。
もともと自分は読解力は少ないので、理解力にも乏しいですし・・・。

でも、この作品を読んで、「意味わからない」と投げ出してしまった人。
そういう人に、この記事を見てもらって、もし手助けになったり、
そして自分自身も手助けとなったら、いいのかなと思っています。

e0131985_17363325.jpg

「補足」:コミックについてくる帯の裏。

もし注意点があったら、なるべくやさしく意見してもらうと有難いです笑。
正直、今でもよくわからないです。この作品は本当に難しいです。

ちなみに自分はこの作品を4回読みました。もう疲れました笑。

~見所ポイント~
 
①交錯する複雑ストーリー

このストーリーは、もはや説明不可能な作品。異質です。
なので、「見やすい紹介記事」という自分の信念とは別で、今回は書き殴ります。

基本的に、「伊坂幸太郎」さんの小説のような
多くの登場人物たちが交錯し、ひとつの結果が生まれるような
それぞれの登場人物たちの展開や交錯が見所の作品。

そのため、まずは多くの登場人物の情報をまとめて、
一通りこの作品を理解しやすいようにまとめてみます。
これは自分のためでも、この記事を見た誰かのためにも。

■鈴木アマヒコ

●この物語では、小学生時代、現代(21~22歳)、老人時代の3人が登場。
●木村有江の父、木村有江の母の子供で、事実上、有江とは双子の関係である。しかし両親の離婚後、木村有江の母と一緒に埼玉へ、そこで木村有江の母は、別の男性(鈴木義父)と結婚。翌年、木村有江の母が失踪し、鈴木義父は別の女性(鈴木義母)と結婚。鈴木アマヒコは18歳のときまで、この鈴木義父と鈴木義母が両親だと思っていた。
●世界を滅ぼすことができるブリキの空箱を持っている。物語の重要人物。
●小学校時代、榊先生に対して性的興奮を感じる描写がある。これは実の父(木村有江の父)との血縁を表す描写?かな。わからないです。
●木村有江の母の墓の前で、荒川マキにペンダントを渡された後、意識を取り戻した木村有江と遭遇する。そして「世界は滅びる」。

■木村有江

●日暮さんの兄と出会い、「ある少女と7人の村人とトンネルに住む怪物の物語」を描き、その後、日暮さんの兄に強姦されてしまう。おそらくその後、
木村有江の母にトンネルへ呼ばれペンダントを渡される。後にこれは死体発見に繋がった?
●同級生のいじめでトンネルへ落とされ、その後は意識不明に。目を覚ますのは10年後。それまでは、実の父(木村有江の父)に性的玩具として扱われる。
●鈴木アマヒコと遭遇、「お兄ちゃん」と呼んでいるところから、双子関係であることは確実。しかし、この姿が母親(木村有江の母)に似ている、もしくは鈴木アマヒコが「お母さん・・」と呼ぶ描写については、ちょっとわからない。破滅の瞬間。

■小松崎航太

●物語冒頭、内服薬を処方している姿が出てくる。小学校時代にトンネルへ落とされて以降、自己喪失になった。精神の病にかかる。
●小学校時代、唯一木村有江の父の闇に気づくことができた人物。そういう意味では、善悪の判断を任せられる人物として、木村有江の母に選ばれたのかもしれない。
●木村有江の父と共に、スーパーで働いている。
●スーパーの店長を穴あき包丁で殺害し、木村有江の父の左首を切った。
●トンネル内で、一つ目の怪物にペンダントを譲り受け、それを荒川マキに渡す。

■荒川マキ

●「prism cafe」でバイトをしている。
●西武の近くで小松崎と出会い、同じ部屋で一日を過ごすようになる。
●小学校時代、小松崎にラブレターを渡すもフラれた。
●大学の芸術学部に在学。バイト先の店長に絵をプレゼントした。

■木村有江の父

●物語序盤、意識不明の有江を強姦している描写や、小学校時代の有江との縁側での会話シーンで、性的興奮を感じる描写があるなど、実の娘を性的対象と見る卑劣な人物。
●小松崎の両親とは、幼い頃から付き合いがある。
●娘(木村有江)の学校の先生が退職するとき、スーパーの店舗で働かないかと誘われた。後にそこで働き、このスーパーの店長の親父に借金をしていることがわかる。
●木村有江が病院で意識を戻した瞬間、病院から飛び降りて自殺。

■木村有江の母

●推測ではあるが、木村有江の父に殺害された。トンネル内で木村有江の父に監禁?。
●蝶となって、唯一この世界を飛び回り、物語を眺めることができる存在。
●もちろん、鈴木アマヒコと有江を産んだ張本人。二人の実の母。
●トンネルの中から、有江を呼んでペンダントを渡したであろう描写がある。

■鈴木の義父

●物語冒頭、口元だけが笑う描写がある、ベッドで寝ている男。
●木村有江の父が、お墓の前にいるとき、花束を持って話しかけてきた男。
●木村有江の父に対してお墓の前で、傲慢な態度を取る描写から、立場は上であると感じる。その上の立場とは、もしかしたら借金であって、そこから考えると、スーパーの店長は息子の可能性がある。

■鈴木の義母

●木村有江の母の失踪後に、鈴木義母と結婚した女性。後姿のみの登場。
●息子(鈴木アマヒコ)に「死んでくれる」と冗談を言う、病んでいる女性。

■日暮さん

●小学校時代何故か「魔法瓶」と呼ばれる内気な女の子
●「お兄ちゃんのスーファミがあるよ」と、鈴木アマヒコを部屋に誘った。

■日暮さんの兄

●荒川マキが働く「prism cafe」の店長。
●荒川マキから貰った絵を真っ二つにする描写以降、ブラック決定、笑。
●日記帳を持っている。木村有江と出会って以降、「ある少女と7人の村人とトンネルに住む怪物の物語」を描いていくも、すでに興味は無く、木村有江を強姦。そのとき木村有江の担任、榊恭子先生に発見され、榊先生を塀ブロックで殴る。
●以前、木村有江から、蝶のペンダントを半分もらっている。
●雪の降る日、小学生時代の鈴木アマヒコに「あの火事、僕の家だよ」と、笑ってみせた。
●喫茶店経営以降、部屋にある木村有江の人形に話しかけている。
●荒川マキを襲おうとしているとき、小松崎に後ろから傘で刺される。

■榊先生(榊恭子)

●以前、木村有江を襲う男(日暮さんの兄)を助けようとして左目を負傷。それ以来、「生徒のため」に負傷したことに苛立ち、木村有江がいじめられていたことを黙認した。
●同僚の羽鳥先生に迫られ、鈴木アマヒコと日暮さんが、隠れていることを知らず情事に至る。後に羽鳥先生と結婚。双子の子供を授かる。
●しかし、離婚することになる。河原でのシーン、子供の腕にあざがあることから、双子の子供は虐待されていることがわかる。
●木村有江の母と同じく、トンネル内で死亡した(たぶん)。つまり、トンネル内で、小松崎にペンダントを渡した「一つ目の怪物」とはおそらく榊先生(左目を負傷=一つ目の怪物)。

■若松隼人

●小学校時代、小松崎と同級生の高浜くんをいじめていた。
●小学校時代、小松崎の対応に苛立ち、小松崎をトンネル内に落としてしまう。
●後に警察官として登場する。荒川マキには好意を抱いている。

■高浜くん

●小学校時代、いじめられっ子だった人物。
●後に、榊先生と羽鳥先生が校舎を訪れたとき、校舎内で暴れ児童を刺した。

■スーパーの店長(元教師)

●鈴木アマヒコたちのいる小学校の先生。教師を退職した後、親父のスーパーを任される。そのとき木村有江の父を、社員としてどうか誘った。
●木村有江の父を肉売り場加工にまわし、借金を返すなら、「指一本200万」と保険金の提案をした。
●後に、木村有江の父との同僚である小松崎に、穴あき包丁で刺されて死亡。
●ちなみに、「親父から金を借りている」ということを、木村有江の父に言っているが、親父とは、もしかしたら鈴木義父かもしれない。やはり鈴木の義父が、木村有江の父に立場を上にしているから。明確ではないけど・・。


以上のような、多くの登場人物たちのつながり
そして怒涛の展開がすごい・・。引き込まれます。

②結局どんなストーリー?

さて、登場人物たちの説明が終わったところで
次は、どのようなテーマがこの作品に示されているのか・・。
それを、ちょっと難しいですが説明してみます・・。

この物語の全体の流れは・・・・


二人の人間、鈴木アマヒコと、木村有江は、
どうにもならない絶望的な運命を経験することになる。

この絶望そのものとも言える双子に対して、
世界は滅びることしか運命はないのだと言う。
それは世界の責任。世界の矛盾そのものが、この双子であるということ。

世界を終わらせる道具がこの世にはふたつある。

ひとつは、
鈴木アマヒコが、ずっと未来の自分からもらった、「ブリキの空箱

ひとつは、
双子を近づかせるため、木村有江の母が持つ、「蝶のペンダント

この二つの道具が、どのようにこの物語で意味を持つのか書き出してみる。

■ブリキの空箱

物語序盤、現代の鈴木アマヒコは、
未来の自分、老人アマヒコの車椅子を押しながら、
小学校時代の鈴木アマヒコのもとへ向かう。
同じ時間軸に、同じ自分が三人いることになる。

e0131985_186388.jpg

「補足」:物語冒頭のプロローグ。

老人アマヒコは、小学生アマヒコに、

この箱の蓋を開けるかどうかは、君の自由だ。
・・ただし、たとえ世の中がどんなに不毛だとしても、強い意志を持ちなさい。
君の人生の行く先は、君が決めていいんだよ。
」と言い放ち、

小学生アマヒコにブリキの空箱を渡し、名前を聞いた瞬間、消えてしまった。

e0131985_1864655.jpg

「補足」:物語終盤のエピローグ。

さて、このブリキの空箱の意味とはなにか。

ブリキの空箱とは
この不毛な世界を、受け入れるか受け入れないか」、それを示す道具。
もし開けるのなら「世界は終わる」、もし開けなければ「世界は続く」。


もしもブリキの空箱を開け
世界の矛盾に耐えられずに、「世界を終わらせる」のなら、
この「不毛な世界の矛盾」を示すことにもなり、
鈴木アマヒコは永遠に、生きることをリセットしてループする。

つまり、先に書いた、現代のアマヒコが、老人アマヒコを連れ、
小学生アマヒコにブリキの空箱を渡すというのは、
また生きることが始まるということの瞬間の描写だと思う。


もしもブリキの空箱を開けず
この「不毛な世界の矛盾」を受け入れながらも、
それでも強く生きる」と決めたとき、初めて鈴木アマヒコの世界は続き、
死を経験できるのではないだろうか。これは輪廻の話なんだと思う。

ブリキの空箱は、この世界の矛盾を受け入れる、唯一の道具。

■蝶のペンダント

木村有江の母が持つ蝶のペンダントは、双子を出会わせ、「世界を終わらせる」。
そのため、二つに割れている。もともと割れたのか、後から割れたのかは不明。

ペンダントは物語中・・いくつもの過程を経て鈴木アマヒコに届く。

①木村有江の母は、殺されたトンネルから木村有江を呼び、ペンダントを渡す。
②木村有江は、ペンダントの半分を、日暮さんの兄に渡す。
③日暮の兄は、ペンダントを小学生鈴木アマヒコに渡す。
④これで二人は出会えるはずが、小学生の小松崎に「目を覚ますのはまだ先」
と言われ、小学生アマヒコは、ペンダントをトンネル内に落としてしまう。
⑤大人になった小松崎は、一つ目の怪物にペンダントの場所を教えてもらう。
⑥小松崎は、荒川マキにペンダントを託し、荒川マキは現代の鈴木アマヒコに渡す。
⑦そして双子は出会い、世界は滅びることになる。


ペンダントの行方はこんな感じだけど、このペンダントの意味は何か。

これも「ブリキの空箱」と同じ「世界を終わらせるため」の道具。
しかしブリキの空箱とは違い、これは木村有江の母の意志が含まれ、
絶対的に「世界を終わらせてしまう」力を持っている。可能性はない。


この二つの道具は、
同じ意味でありながら、違う意味を持つ不思議な道具。


ブリキの空箱」は開けてもいいし、開けなくてもいい。これは自由だ。
もし開けたのなら、絶望たる事実を認めることになり、世界は滅ぶことになる。
もし開けないのなら、唯一世界を滅ばないのかもしれない。
その運命を受け入れるときなのかもしれない。そのときは世界は滅びない。


一方、「蝶のペンダント」は、
双子を出会わせるための道具。世界を滅ぼすためだけの道具。


たぶんこの作品は、「世界を認めるも認めないも自分自身
こんなテーマを、双子ブリキの空箱蝶のペンダントで示した物語。


世界の矛盾」が存在しながらも、それでも普通に存在し、続いていく世界。
そしてその矛盾が作ってしまった、絶望的な双子
世界の矛盾を受け入れるか、受け入れないかを示すブリキの空箱と、
世界の矛盾を示し、世界を終わらせるための道具である、蝶のペンダント


自分がまとめるとすると、こんなストーリーだと思います。


ちなみに、この物語が輪廻の話だと思ったきっかけは、
現代の鈴木アマヒコが、木村有江の母のお墓の前で、お墓の右角をなでるシーン。

そして、「その墓石は右上の角が取れて不自然に丸みをおびていた。」という描写。
まさにこれは、輪廻を表している描写ではないかと感じたわけです。


また、ブリキの空箱を開けたということは「矛盾」を世界に作ることになりますが、
小学生アマヒコが開けた一回目で、ひとつの矛盾が世界に作られた。
つまり、同時期に小学生アマヒコと、現代のアマヒコが出会ってしまった。

そして、現代のアマヒコが、二回目のブリキの空箱を開けてしまった。
ここでふたつの矛盾を世界に作る。そのため、病院の屋上シーンでは、
三人のアマヒコ(ふたつの矛盾)という演出になっているのではないかと感じます。

あれ?てことは、ブリキの空箱をあけまくったら、
もしかしたら最後の屋上でアマヒコが何人も?とちょっと笑ってしまいます笑。


さて、ここまで見てくれた人が、
いるかどうかが疑問ですが笑、
大体説明してみるとこんな感じです。

壮大な伏線、深いテーマが1冊に詰まっています。
実はまだまだ色んな考察点があって、書ききれません笑。
まあ、大体これを見てもらえれば、この作品を楽しめると思います。

もし、またこの作品の別な視点などを発見したり、
実はこうだった!なんてことを思ったら、書き足すかもしれません。

今はもういいかな・・笑。もう超疲れました笑。

~注意点~
 
①壮大で難解で楽しめない作品

ストーリーは壮大です。そしてストーリーの筋は難解です。
それでも頑張って読んでみても、楽しめなかったりします。
でもすごい作品です。せめて3回は読まないときついです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「虹ヶ原ホログラフ」を一言で言うならば

[作者頭フル回転難解物語]

正直、コミックの帯に「こんな作品、もう描けないと思います」と、
作者が言うように、まさに奇跡的に、そして複雑に練られた作品です。

よくこんな作品を描けたと思います。そこにまず尊敬してしまった。
作品としてみれば、正直疲れたし、「面白い」かと言われるとそうでもない笑。
でもすごい作品。究極のストーリーをよく1巻に詰めたな、と拍手ですよ。

これはもう、作者に対しての尊敬と、努力に圧倒されたので、
自分は、この作品を「楽しめないけど衝撃的に面白い」と評価します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
個人的好み度 98%
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  {100%}マンガ作品の限界到達点。頂点。
{99~90%}想像超えた衝撃を受けた。尊敬。
{89~80%}想像範囲内で大好きです。感謝。
{79~70%}好きでもう1回読みたい。推薦。
{69~60%}好きだけどもう1回は・・。好き。
{59~50%}そこそこ楽しめたと言える。良し。
{49~40%}読んで少し魅力を感じた。普通。
{39~30%}普通。可もなく不可もなく。無言。
{29~20%}読み進めるのが辛かった。微妙。
{19~10%}嫌悪感に近い感覚がある。落胆。
{09~00%}マンガ作品の限界最下層。底辺。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へにほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へにほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ
↑ブログランキングに参加しています。押していただけると嬉しいです!
 
★マンガ紹介作品一覧に戻る★
Commented by shi at 2009-08-27 00:37 x
とてもよくわかりました
ありがとうございます
Commented by anagogogogo at 2009-08-27 01:42
shiさんへ

コメントありがとうございます。

いや~、まさか「虹ヶ原ホログラフ」にコメントを頂けるとは・・・笑。この作品は実は一回読むのをやめちゃって、何ヶ月後かにチャレンジした作品でした。
こんなに難解で謎な作品は初めてで、もうなんだか、「他人の暗号を解読する」みたいに読んでました笑。でもがんばって読んでいくと、すごい量の伏線と構成に驚き、この作品を好きになることができました。

解説自体は、結構人によって変わる部分もあるので、何とも言えませんが、浅野いにお作品の中で唯一この作品は異質でしたね。
というより「作者の創作意欲全面吐き出し作品」って印象でした。
Commented by やん at 2009-10-14 18:24 x
浅野いにおさんの存在を最近知って先週この漫画みました。
何回も読んでもなかなか分からないところがあり、このアナゴの穴を見つけ、納得!再度読み直したいです☆ありがとう~
Commented by anagogogogo at 2009-10-14 22:28
やんさんへ

コメントありがとうございます!漫画レビュードットコムではなく、普通の検索でここに来たのでしょうか?それならかなり自分としては衝撃です。あまり世には広まっていないブログと思っているので。

虹ヶ原ホログラフは確かに読みづらいですよね。自分もあんなに読んでいて謎だった漫画はなく、逆に「読んでやろう」と、何回も読んで頑張りました。
ただ、伏線の詰め方、鬱っぽさ、展開etc・・・自分としては浅野いにおさんの力量を強く感じ、今のところ作者作品群の中では好きな作品です。浅野いにおさんの作品はほとんどレビューしきったので良かったらどうぞ♪
Commented by scoop at 2009-11-08 05:35 x
はじめまして。
『虹ヶ原ホログラフ 解説』検索でたどり着きました。

去年この本を初めて読んだんですけど、それから何度読んでも、内容の半分も消化できませんでした。
他の方の受け取り方が気になって検索してみましたが、深くて複雑ですね…。
でも記事を拝見して、もう一度読みたくなりました。


ちょっと気になったんですけど、双子が再会したとき、アマヒコは有江を襲う(強姦と暴行の)幻覚?をみますよね。
あれはどう思われましたか?
世界の終わりを望まないアマヒコの行動なんでしょうか…。
自分じゃいまひとつわからんです(>_<)
Commented by anagogogogo at 2009-11-08 10:48
scoopさんへ

コメントありがとうございます!検索で来ていただいたんですか。なんかすごくうれしいです。

この作品に関しては、本当何回も読んだり、登場人物の情報をメモ書きしたりまでしていたので笑、もはや漫画というより暗号解読のように読んでました笑。
肝心のシーンについては、まずそもそもあれが幻覚なのか現実なのかも不明で、「お母さん」と言ったこと、暴行、すべてにおいて断定できなくて、あれは人それぞれの推測しかないと思います。

自分の考えとしては・・・あ、長くなるので分割しますね。続く・・・
Commented by anagogogogo at 2009-11-08 11:02
自分の考えとしては、あれは「世界の終りを望まない」ではなく逆に「世界の終りを望む」シーン、いや「世界の矛盾を示すしかなかった」という現実のシーンだと思っています。ペンダントで出会ってしまった双子の「世界が終わる瞬間」なのかと。
アマヒコの暴行の理由も、まさに「世界が終わる瞬間」、つまりは「世界の矛盾を示した瞬間」なのではないかと思っています。
どういうことかというと、アマヒコ小学生時代、榊先生に怒られながら勃起をする描写がありましたが、あれは、絶望そのもののアマヒコでさえ、木村父のような悪の心を持ち合わせているという「矛盾」の描写なのではないかと思います(単に親子という伏線だけでなく)

つまり、あの双子の出会いシーンで、アマヒコが強姦をしたのは、双子が出会ってしまい、「世界が終わる=世界の矛盾」が起きてしまうということでのシーンなのではないかと思っているんです。記事の紹介のようにブリキとは違い、ペンダントは「選択の余地なく絶対的に世界が終わる道具」なので。 続く・・・
Commented by anagogogogo at 2009-11-08 11:10
それに、「お母さん・・」という発言や、あの女性がそもそも有江なのかお母さんなのかもわからず、あそこはかなり解釈の幅が広く、あそこまで読んできた読者に委ねられているシーンだと思います。

とりあえずあの強姦場面。あれはアマヒコの意志ではなく、母親の意志によるものなのだと思います。絶対的に世界が終わる、世界の矛盾を示した場面。まあ操られたというか、そうするしかないというか。

なんか何を言っているのかわからなくなってきましたが笑、こうやって色々と解釈のお話をしていくのは本当に面白く、何よりこんな過疎ブログに訪問してくれたことに感謝しています。今度、あの強姦場面についても、記事に加えておこうと思います。いつになるかはわかりませんが笑。
とりあえずコメントが長くなって申し訳なかったです。
Commented by scoop at 2009-11-08 23:04 x
とても丁寧なお返事をありがとうございます!


なるほど。。。。
お返事を読んで、もう一度読み返してみましたが、また違う意味に見えてきました。。。うーん、深いです(笑)

少し話は変わりますが、
(そしてアナゴさんと少し違う解釈になるかもしれませんが…)


件は、死んで虹ヶ原に流すと双子の件が見つかる。
母親は虹ヶ原で首を切って死に、残されたのは双子。
双子と双子の母親は、やっぱり件(もしくは件のような存在)なんだと仮定して話しますが。

件は疫病や凶作を予言するモノだから、『双子の件=アマヒコと有江』も、『疫病や凶作=世界の終わり』を予言するモノですよね。

すいません続きます(汗)
Commented by scoop at 2009-11-08 23:05 x
ということは、アマヒコと有江が生まれていること自体、世界の終わりを予言していることになる。
だから有江はずっと『トンネルの怪物=世界の終わり』の話をしていたし、アマヒコは世界の終わりを望んでいた。
そしてその象徴が蝶のペンダント(選択の余地なく絶対に世界を終わらせるツガイのもの)。

でもアマヒコだけには、逆に世界を終わらせないこともできる力を持っていたんじゃないでしょうか。(ブリキの箱を持っていることがそれを象徴している?)


また続きます(汗)
Commented by scoop at 2009-11-08 23:07 x
本ラストで、老人アマヒコが『君の人生は君が決めていいんだよ』と言っていますが、生まれたこと自体で予言はもう出ているアマヒコに対して、選択の余地があるんですよね。

これは、生まれながら神様からの宿命(?)はあるかもしれないけれど、それに従うのも、選ばないのも、生きてる人間の自由だ、というメッセージ…………?
Commented by scoop at 2009-11-08 23:08 x
う~ん…私もよくわからなくなってきました(笑)
しかし、双子再会のクライマックスからの解釈の違いで、ラストの受け取り方や、作品全体からのメッセージの受け取り方がかなり変わってきますね!
もしかしたらメッセージはひとつではないのかも…。

私もこうやって解釈するのが楽しいです!
この記事に巡り合えたことに感謝です^^
また他作品の記事も拝見させていただきます♪
拙い長文と、重なるコメントで失礼いたしました。
Commented by anagogogogo at 2009-11-08 23:35
scoopさんへ

まさにそうなんじゃないでしょうか。アマヒコだけがブリキの空箱を持ち合わせ、選択の余地があるということ。そして「世界の矛盾を認めるも認めないも自分自身」というメッセージが、この作品のテーマだと思います。件のこともそうだと思っています。

そして今思えば、まさにあのラストをどう解釈するか、ということ自体が、「自分の人生は自分が決める」というような「可能性」を持つ場面なんだなぁと考えます。 続く・・・
Commented by anagogogogo at 2009-11-08 23:44
作品を読んでいると、アマヒコは世界の矛盾を認めるか認めないか、望んでいたとは思えず、どちらとも言えず、悩んでいたように思えます。
自分は、あの世界観で「双子が揃う」ということがタイムリミットと考えます。双子が揃う、つまりはペンダントが揃うまでの間に、アマヒコがこの世界を生きるのか、認めないのか、その判断がこの作品のテーマで。
だからあの最後の場面。あれはアマヒコが決め切れなかった、母親の意志による「世界の矛盾」によるシーンだったと考えます。あの場面自体に、アマヒコの意志はなく、母親の絶対的な意志によるものだったと。

この作品も半年前に読んだものなので、自分もあらためて読んでみて、この作品について考えたいと思いました。記事もその度に更新をして、この作品を読んだことについて、話し合える場になれたらいいなと考えています。

ちなみに他の紹介記事は、この作品のような深い考察はあまりないので、あまり期待しない方が良いです笑。基本、サラっと紹介していますので・・。
Commented by scoop at 2009-11-09 00:04 x
アナゴさんへ。

>まさにあのラストをどう解釈するか、ということ自体が、「自分の人生は自分が決める」というような「可能性」を持つ場面

そうかもしれないですね!だとしたら、やっぱり奥深すぎです虹ヶ原ホログラフ!
もはや長編小説ばりです(笑)

他作品のタイトルを拝見しましたが、私も読んでるものいくつかあったので、よろしければまたそちらのコメントにもお邪魔させてください^^
深い考察も楽しいですが、私が知ってる作品をアナゴさんがどう思われたか興味があるので♪
Commented by anagogogogo at 2009-11-09 01:48
scoopさんへ

そうなんですよ、色々と解釈がありすぎて、それでもこの伏線量や表現などに感服してしまって、すごく不思議というか、自分の中で「面白い」とは別な感動を与えてくれた作品でした。

他の記事に関して、コメントやその作品の話などは大歓迎というか、自分としてもすごくうれしいので、いつでも来てください。
こういうやりとりが今後もできたら嬉しく思います。
Commented by ktw at 2009-12-31 12:11 x
読ませていただきました。
とてもわかりやすかったです。

ただ青年アマヒコは18歳ではないと思われます。

同級生の荒川マキは大学生ですし、大学講師との会話からもう卒業間近で、大学一年生(18~19歳)でないことがうかがえます。

急なコメント、申し訳ありませんでした。
Commented by anagogogogo at 2010-01-01 02:17
ktwさんへ

コメントありがとうございます。こんな過疎ブログの記事を読んで頂けると、すごく励みになります。

18歳のアマヒコに関しては気づきませんでした。たぶん両親が違うとわかった年が18だったからそのままの流れで笑。おっしゃるっ通り、おそらく21~22歳ごろなので、記事は修正しておきました。

この作品には本当に驚きました。漫画を真剣に読んだのは初めてな気がします。「わかりにくい」という漫画は本来毛嫌いする自分ですが、最終的には大好きな作品になってしまい、本当に不思議な作品でした。
Commented by anagogogogo at 2011-03-20 00:15
milkotasteさんへ

コメントありがとうございます。虹ヶ原ホログラフに関しては非常に悩まされまして、こうやってコメントを頂いて、色々な考え方や感想なんかを交換できる場になれば良いと思っています。

もともとは自分自身で考えを整理したいという気持ちで書きなぐりましたが、今ではこの作品を読んだ方の内容説明にも役立っているようで、それは非常に良かったと思います。
Commented by che at 2011-05-03 05:10 x
自分も最近この漫画と出会い、何度も読み返し、壮大で緻密な作りに圧倒されました。
他の人の感想を聞いてみたくて検索をかけたらここに辿り着きました。
こちらの考察もとてもおもしろくよませていただきました。

ブリキ缶については、物理的存在のように描かれていますが、実際にはアマヒコにしか認識されておらず、これが彼自身にとっての「希望」のメタファーであることが伺えます。中には彼の「存在意義の答え」が入っていますが、それを彼は世界を滅ぼすことだと(無意識に)信じているので、彼がその箱を開けるという事は彼の人生が終わる事を意味します。逆に、アマヒコが年老いてもブリキ缶を開けずに持っており、それを少年アマヒコに託した事は彼が希望を捨てずに人生を送ったという可能性を示唆していると考えられます。

また、完全な存在である蝶に対して、蝶の半分は、互いに不完全である男と女、足りないものを補う為求め、傷つけ合う「人間」と解釈できます。
登場人物はそれぞれが求め合い、傷つけ合います。
アマヒコと有江が出会った時の描写は、分たれたものが一つになる為に求め、傷つけるという縮図とも解釈できます。
確かに神話に出てきそうな話ですね。
Commented by anagogogogo at 2011-05-03 19:21
cheさんへ

何だか虹ヶ原の感想のコメントを良く頂いてましてすごく嬉しいです。確かにでもこの作品は「他の人の感想」を見たくなるよう謎だとか読者にゆだねる部分が多かったですからね。

ブリキ缶に関してはその通りですね。老人アマヒコがブリキ缶を持っていたという事は、あの老人アマヒコは希望を持って生きたんでしょうね。

この作品のテーマは大前提に「希望も絶望も君自身で決める」という、明確な「答え」の提示ではなく、「自分自身」の気持ち・力のような「委ねる」といった感覚がします。

それゆえ物語的にも、時系列、人物、謎を含めて読者に「委ねる」部分が非常に多く、そういった部分が重なって、非常に「モヤモヤ」っとした、また中途半端な作品なのかもしれない。

一言でまとめるなら「究極の中途半端な作品」。
Commented by るらら at 2011-05-06 23:47 x
どうしても気になってる場面があるんですが…
最後らへんに
現代の荒川が蝶を片手で握り潰して、空を睨みつけていますよね?

そのあと帰宅して、部屋の窓からぼんやりと外を見ている小松崎に

「今日もずっと外を見ていたの?」
「懲りないのね。」
「君はもう一生ここから出られないのに。」

と言うんです。

ちょっと怖くないですか?

一生ここから出られないって
どういう事なんでしょうか…

荒川は小学生の時から小松崎を好きで
しかし小松崎は木村有江をずっと忘れずに想ってる…
だから荒川はそんな小松崎を自分のものにしたいのかな…
どうも気になってしまいます(^ω^;)
どう思いますか?
Commented by anagogogogo at 2011-05-07 00:31
るららさんへ

虹ヶ原ホログラフにコメントありがとうございます。最近またコメント数が増えて自分も読み返したくなってきました。

あのシーンに関しては自分的にはそこまで深い意味は感じませんでしたが、小松崎は精神の病にかかっています。現実世界と幻想世界の狭間にいるのだと思います。そして荒川マキに拘束され、永遠に幻想世界でさ迷うような視点で物語は終わっています。

小松崎というキャラは、この作品の位置付としては「無」だとか「純」のような人物で、木村父の黒いオーラに気付いたり、ペンダントの運び屋にされたりと

どこか「純粋」「無垢」のような意味をもったキャラなんだと思います。例えるならこの作品の軸でもある双子(絶望)と真逆に位置する人物。一筋の光というか。

そんな作品内で唯一の希望でもある小松崎は精神の病にかかり、荒川マキに支配され、現実世界に戻ることができない。ある意味ではこの作品の一筋の希望すらも潰すような、まさに絶望しかない怖いシーンなんだと思います。

そんな感想です。
Commented by che at 2011-05-08 04:57 x
完全であることを求め、不完全な人のありかたを否定しつづけたアマヒコに対して、荒川は(精神を病んだ想い人を監禁するという)ゆがんだ自分を肯定します。

この作品では蝶は(完全)と(死)のモチーフとなっていると思います。

荒川が蝶を握り潰したのは、不完全(狂気)と共に生きるという宣言のように自分には思えました。
Commented by anagogogogo at 2011-05-10 00:25
cheさんへ

確かにそんな感じのシーンでしたね。荒川マキもなんか急にダークな人物になってましたが笑。まぁでもあそこで「蝶」を潰す意味は色々と取れそうですね。

最後の最後に荒川マキを登場させる意味もないような気もするので、どちらかと言えばあのシーンは「蝶」が潰れる、という部分が重要な意味を持つんだと思います。

そう考えると「絶望」「世界の矛盾」を否定する木村母の絶対的力、まさにcheさんの言う「完全」というものが、最後にぐしゃっと潰されてしまう・・・

結局は結論を明確にせずに、最後の最後まで読者に委ねようとする作者の意図、総じてこの作品の根本がああいうシーンを登場させたのだと思います。

ある意味では読者を悩むだけ悩ませて、「答え」が見つからない、「読みがい」のない作品ですね笑。それでいてこれだけ考察ができる作者の技量に感服で「読みがい」のある作品なんですよねやっぱり。
Commented by at 2011-06-13 06:55 x
とても参考になりました!ありがとうございます!教えていただきたいのですが「墓石の角がとれて不自然な丸みをおびていた」という表記からなぜ輪廻を読み取ることができるのでしょうか?
よろしくお願いします!
Commented by anagogogogo at 2011-06-14 00:42
虹さんへ

コメントありがとうございます。この作品は本当話が尽きないというか、考察し放題の作品で興味が尽きないですよね。

記事で述べていますが、この作品はアマヒコが世界を受け入れるか受け入れないか、ブリキの箱を開ければ世界が終ってしまうというお話です。

それだけだと「輪廻」にはならないかもしれませんが、自分としては、やはりブリキの箱を開ける=矛盾を受け入れない=人生をリセットと解釈します。←最後のシーンからしてそうだと思うのです。

そう考えたとすると、「墓石の右角だけが不自然に丸い」というのは、人生をループしたアマヒコが何十回、何百回と右角をなでたという解釈になると思うのです(何回もなでれば石は削れる)

墓石と言えばおそらく固いものでしょう。そんな固い石が丸みをおびるほど削れるには、何百回、いや何千回なでればそうなるのか。アマヒコは何回ブリキの箱を開けて人生をループしているのか。

あのシーンは非常に辛く恐ろしい描写が含まれるシーンだと思っています。それほど受け入れることが困難なアマヒコの人生。ラストシーンの老人アマヒコはおそらく箱を開けずに生きたアマヒコだったんでしょう。
Commented by at 2011-06-14 23:46 x
アナゴさん

返信いただきましてありがとうございます!参考になりました!
あと1つ気になっていることがあるのですが有江の描く「ある少女と7人の村人とトンネルの中の怪物の物語」ですが、これは一体なんなのか…ということです。僕なりに考えたのですが、まさに「虹ヶ丘ホログラフ」のことを描いているのではないか、と。ある少女=有江、怪物=有江母、7人の村人=アマヒコを含むその他の面々…(もしくは有江がトンネルに落ちた様子を上から見ていた7人…それは無いか)。有江の描く物語と内容は違えど、ある部分ではリンクしているのではないかと考えています。
アナゴさんはどう思いますでしょうか?
Commented by anagogogogo at 2011-06-15 22:13
虹さんへ

そうですね。有江の物語はまさに本作品を示す内容だと思って間違いないと思います。まあでも、有江がそれをどういう意図で描いたのか、日暮兄にその事を話したこと、色々とその部分に関しても考察できそうですが

前回読み込んだときは、そこはスルーをしていたので、次回読んだときにまた考えてみようかと思います。とりあえず有江が描く物語自体は、本編に大きな影響は与えていなかったと思います。

とりあえず今あの本は手元にないのですが、手元に戻ってきたら、また深く読み込んで、色々と考察をしていきたいと思っています。
by anagogogogo | 2009-07-16 18:14 | ■ マンガ紹介 | Comments(29)

管理人アナゴのマンガ紹介


by anagogogogo
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30