ジョジョリオン ♯008 「東方大弥の異常な愛情①」
2012年 02月 02日
ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン ♯008 「東方大弥の異常な愛情①」
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東方大弥のスタンド能力が発動したと思ったと同時に、
大弥の左足から大量の出血が出る急展開からの第8話スタートです。
大弥の足からの出血に動揺した定助は、誰かいないのかを
必死に探しだすが、誰もいないし電話もなくオドオドと焦る。
そんな焦っている最中に、何故か記憶がフラッシュバックを始め、
二階の手すりで見たマークをあの吉良の死体にもあった事を思い出す。
吉良の死体と手すりにマークは全くの同じものらしい。
これは今回のキーでもある「壁の目」にも大きく関わる事実。
フラッシュバックが終わったと思ったら、今度は大弥の傷が無くなっている。
「あれ?」と大弥の体を確かめる定助だが、やはり傷が無くなっている。
傷が無くなっている事に動揺し、大弥に「何をした!」と問い詰める。
しかし今度は定助に何かが起きる。なんと目玉からチェスの駒が・・・!
なかなか気持ち悪いシーンですが笑、
定助自体には何が起きているかわかっていない様子。
目から出たチェスはそのまま床に落ちて、大弥が手に取り盤へ並べ出す。
ここで大弥のスタンド能力が明らかになる。
大弥のスタンド能力は「相手の記憶を一つチェスに閉じ込めること」。
その記憶を閉じこめた瞬間、「本人は記憶を思い出すことができない」。
仮にそのチェス内に見えるマークを見たとしても思いだせないらしい。
スタンド名は「カリフォルニア・キング・ベッド」。
なかなかジョジョシリーズ内でも珍しいタイプのスタンド能力だ。
第6部で「3つしか記憶できない」ってスタンドがあったなぁ。
あれは思いだしただけでも恐怖のスタンドだった笑。
さて、せっかく自分の正体に近づける鍵にもなりそうな記憶を
速攻で奪われてしまった定助笑。まだまだ簡単には事実に近づけないか・・。
定助は「何の目的があるんだ!」と大弥を問い詰めるが・・・
大弥は「究極の幸せとは何か」という持論を語り出す・・・。
大弥が言うには「幸せ」とは「思い出を共有すること」だと言う。
だから相手の記憶を奪う事をスタンド能力で実行しコレクションしている様子。
ただ思うのは、このスタンド能力で奪った記憶は相手は無くなるという点。
つまり大弥が唱える「共有すること」にはなっていないという事になる。
それでも記憶を奪い「共有」と唱えている彼女の異常さが際立っています・・。
そして大弥は何と、「公平さ」を語りスタンド能力の弱点を語り出す。
「奪われた記憶を取り戻す方法」がひとつだけある。
それは「自分の影を大弥に踏ませること」。
影を踏ませれば、チェスは壊れ、記憶が戻るのだと言う・・・。
試しに大弥が定助の影を少し踏むと、即座にチェスが割れ始める・・。
と、ここで一端話は康穂サイドへ移る・・・。
家政婦の虹村さんから衝撃的jな一言を言われ、帰宅をした康穂ちゃん。
そこには広瀬鈴世こと康穂の母が酒を飲んで倒れ込んでいた・・・。
あれ?鈴世ってあの第4部の幽霊の子?確かそんな名前だったような・・。
いや、あれは鈴美だったかな。それにしてもあの子は最強だったな・・笑。
話を戻して、帰ってきたらお母さんが
キスマークを付けて倒れているのを見つけ
お決まりの「しくしく」泣きを始めて外に飛び出してしまう康穂ちゃん。
家の事情はあまりよくない様子・・。
すると郵便受けには「DNA鑑定結果」が届いていた・・・。
なんと康穂は、吉良吉影の死体と定助のDNA鑑定をかけていた。
(サンプルは採取したとか言ってるけどどこで採取したんだ笑。怖いな)
その結果はなんと「同一人物」。
つまり吉良吉影の死体は何らかの理由で定助に生まれ変わったという事か。
そこはまだまだ謎が多そうですが、大きな鍵にはなっていくでしょう。
ここでまた定助サイドへ戻ります・・。
大弥にスタンド能力の弱点まで教えてもらった定助は、
大弥の世話をする中で、どうにか記憶を取り戻そうと奮起します。
クローゼット内の物を取り出そうとする大弥を後ろに、
定助が考えたのは、クローゼット内の電気を消し、
室内の光でできる自分の影をクローゼット内に作ることだった。
スタンド能力によって、部屋内の音を奪い、スイッチで電気を消す。
すると予想通りに、室内照明の光でクローゼット内に定助の影が・・・。
これで大弥が影を踏むかと期待したのも束の間・・。
大弥は「今不自然に移動したわね」と、
定助が影を移動させるために移動した事に気づく。
どうして気付いたかは不明ですが、大弥は定助が動いたことに気づく。
そして、そこから何と、「クローゼット内の電気を消して影を作る」ということまで、
詳細な推測をして定助に問いかけ始める。かなりの注意深さだ・・・。
大弥は「もしもあなたが私に影を踏ませようとしているなら、気を遣わせている」と、言う。
そしてスイッチが消えているかどうかを確認するわと、
定助に近づいていくところで今話は終了。相変わらずいい引きです・・。
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今回はスタンドの能力の説明と、お互いの能力を駆使した心理戦です。
前回の「偽吉良」とは能力を使ってのバトルを繰り広げましたが、
大弥とのバトルは、高度な心理戦になりそうな予感。楽しみです!!
①カリフォルニア・キング・ベッド
大弥のスタンド能力が名前と共に今話で発覚。
能力は「相手の記憶を奪いチェスに閉じ込めること」。
以下、能力情報をまとめてみます。
・相手が自分に「気を使う」と発動する
・相手の記憶をチェスに閉じ込めて具現化させる
・奪われた記憶は手に取れば自分が共有できる
・奪われた記憶は奪われた人間は絶対に思いだせない
・自分の影を大弥に踏ませれば能力は解除される
相手の記憶を奪うという事で、「定助もできるんじゃない?」と
ちょっと思ってしまいましたが笑、それは置いといて・・・。
ひとつ気になるのは、大弥の足が出血したのは、
つまり「奪った記憶を共有」した事で、定助に見えたんでしょうかね。
そうだとすればこのスタンド能力の重要点は
「相手の記憶を奪える」「相手の記憶を共有できる」
この二点になるかもしれません。かなりの高度なスタンド能力です。
②同一人物
康穂が密かに依頼していたDNA鑑定。
依頼したのは「吉良吉影」と「東方定助」の二人。
検査結果は「同一人物」
これが意味するものはまだ確定ではないですが、
少なくとも吉良吉影が死に、何らかの理由で蘇ったのが「定助」。
と、考えるのが今のところ通常の思考回路かなと。
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大弥とのスタンド能力を使った心理戦がスタートした第8話。
かなり相手も曲者なので、何とか記憶を取り戻して欲しいところ。
そしてこの調子だと、一家全員とのスタンドバトルも見れるのかな。
個人的には孫の「つるぎ」という子はかなり強力なスタンド能力な気がしますw
何にせよ、いよいよスタンド能力も出始めてきてジョジョらしさが出てきました。
個人的にはこういう心理戦こそジョジョの好きなバトル要素なので、
たっぷり楽しませてもらおうと思っています。では次回紹介にまたノシ
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