レベルE


今日の漫画紹介は「レベルE」です。  
    
e0131985_17193146.jpg

○作者 冨樫義博 ○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 1995年42、46、50号 1996年3・4合併、5・6合併、11、15、19、22・23合併、28、32、37・38合併、42、46、51号 1997年3・4合併 - (月1連載)
○巻数 3巻 ○話数 16話




■あらすじ

ドグラ星の王子が地球にやってきた。そして騒ぎを起こした・・・。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 

~ジャンル分類~ 
SFギャグコメディ漫画
~要素方程式~ 
[SF]×[究極]×[短編集]=[唯一無二]×[読みにくさ]


幽遊白書でも紹介した、冨樫義博さんのSF漫画です。 
 
レベルEは短編集のようなものなのでいくつもの話があり、
あらすじを紹介するのも難しいのですが 
基本的に、ドグラ星の王子が、色々と騒ぎを起こします笑。

e0131985_10580.jpg

「補足」:冗談を言って筒井に嫌味を垂れるドグラ王子 

作者自身が一人で書きたいと言ったことで、
月刊になることで、画も冨樫さんにしては頑張ったほう?
リアルタイムで読んでいないので、掲載されたときの画は不明) 
 
とにかくあまりにも最近の週間誌の画がひどいので、
もう普通に読める画だったら満点です笑

ストーリー自体は非常に難解で、読む量が半端無い。
でも、面白さも半端ないので、冨樫作品の中で実は一番好きだったりする。


~見所ポイント~

①支離滅裂なストーリー

何と言っても、このぶっ飛んだストーリーが必見。 
予想の斜め上を行くストーリーと展開。
どれをとっても、見たことの無い面白さが感じられる。

wikipediaよりストーリーの大まかな構成を載せてみる・・・。 
 
1 バカ王子襲来編:No.001 - 003、単行本1巻に収録。
2 食人鬼編:No.004・005、1巻に収録。
3 原色戦隊カラーレンジャー編:No.006 - 009、2巻収録。
4 サキとミキヒサ編:No.010・011、2・3巻に収録。
5 高校野球地区予選編:No.012・013、3巻に収録。
6 人魚姫編:No.014、3巻に収録。
7 バカ王子の結婚編:No.015、3巻に収録。
8 ハネムーン編:No.016、3巻に収録。 

  
いや~見てください!
全くこれをみて、何の漫画かわかる人はいません!笑。
でもなんだか楽しそうじゃないですか。これがまたクセになるんです・・・。 
 
短編集のように、ひとつひとつの話につながりがないので、
一貫性はないのですが、それにしてもこのストーリーは異常。

話としてのオススメは3番の原色戦隊で、
ストーリー構成で度肝を抜かれたのが5番の高校野球ですね・・。
あれは恐ろしかった・・。 
 
とりあえずこれを読んだあとしばらくは
放心状態間違いなしです!!見てほしい。 
 

②ギャグ要素も強いし面白い 
 

ギャグというよりは、奇想天外なストーリーが魅力で、
この奇想天外なストーリー自体がミソなんで、
きっと笑えると思います。すごく面白い!

例えば自分がオススメする原色戦隊で言えば、
小学生たちが戦隊となりレベルを上げていくストーリーになるのですが、
村にいったとき、同じことしか話さない村人を見て
ゲームも実際に味わうと怖いな・・」と
現実感タラタラで旅をしていくところなんかはウケます笑。
冨樫ワールドが目立つ部分だ。

e0131985_133050.jpg

「補足」:どんなことを聞いても同じことしか言わないRPGに冷める小学生たち笑

③読みにくさ覚悟の作品

読みにく過ぎるという欠点でありながら
この点に関してはもう見所といえるんじゃないだろうか。

もともと作風自体も非常にシュールで淡々としているのに
そこにあの文字の量と物語の破天荒さを兼ね備え
恐ろしいほどの読みにくさと、文字量が襲い掛かります。

e0131985_142954.jpg

「補足」:高校野球編でワープの理由を潜在意識だと言い出すシーン

↑上みたいに漫画とは思えない文字量が度々でるので疲れます・・・。
この考えられないほどの読書量は、是非挑戦してみてください!

~注意点~

①脅威の読み応え

見所ポイントでも書きましたが
漫画作品として、ここまで究極に文字量が多いのはきつい。
本当に文字が多いんで、これだけは要注意。飽きる可能性大。

この漫画だけは全3巻と言えど
その倍以上の読み応えがあるので注意。

できることなら「一日一冊」と決めて読んだ方が
楽しめる作品だと思います。一日で読みきれるかどうか・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 

この「レベルE」。一言で言えば 
 

冨樫作品、究極のストーリー集  
 

もう、読んだ日には「なんだこれは!?」と頭を抱えること必至です。 

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
個人的好み度 83%
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      {100%} ・・・・・ マンガ作品の限界到達点。魂揺さぶる頂点。     
   {99~90%} ・・・・・ 想像を超えた衝撃を受けた。作者に尊敬の念。
   {89~80%} ・・・・・ 想像の範囲内で大好きです。感謝しています。  
   {79~70%} ・・・・・ 好きでもう1回読みたいと思える。オススメできる。  
   {69~60%} ・・・・・ 好きだけどもう1回は・・と感じる。なかなか好き。   
   {59~50%} ・・・・・ そこそこ楽しめたと言えると思う。普通に楽しめた。
   {49~40%} ・・・・・ 読んでいてある程度魅力を感じた。悪くはない。     
   {39~30%} ・・・・・ 普通。可もなく不可もなく。特に言うこともなく。
   {29~20%} ・・・・・ ちょっとだけは魅力を感じた。正直好きではない。   
   {19~10%} ・・・・・ 嫌悪感のようなものを感じた。イライラしてくる。
   {09~00%} ・・・・・ マンガ作品の限界最下層。魂揺さぶる底辺。        
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へにほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へにほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ
↑ブログランキングに参加しています。押していただけると嬉しいです!

★マンガ紹介作品一覧に戻る★
Commented by あいる at 2008-06-18 03:28 x
がっちゃんの説明うまいなぁ~(o^∀^o)

レベルいーは神だよね!
すごいです(笑)いろいろ


富樫さんは天才だと思う

たまにでる物凄いラフな絵なんか生活感があってうけます☆


建物の図とか思い出してわらった!!
Commented by アナゴ at 2008-06-19 01:48 x
いや~まさかレベルEを知ってますとは笑 
 
なかなかマニアックですね~笑 
 
漫画はリアリティ、そう思っているのは間違いないですが 
 
他にも絵が好きとか、セリフがいい!とか 
 
いろんなところには注目しています! 
 
なんにしろ、ひとつのコミックが、クラスじゅうを回り自分のところに返ってくる、みたいな 
 
漫画のチカラというか、コミュニケーションの大きさに、驚きますよね♪
Commented by キナコ at 2017-02-03 15:32 x
私もレベルEは大好物でした!
文字数が多いマンガはもともと好きな上に
オカルトも大好きで幽白も好きなので
今も忘れられないマンガの一つです。

人魚の話で最後、地球の海で仲間に会えるシーンが印象的です。
Commented by anagogogogo at 2017-02-03 20:28
キナコさんへ

SF+鬼才+ユーモアの究極短編集だと思います(笑)
人魚の話懐かしいです。すべての話が独創的で印象に残ってます。

あれだけの熱量で計算型ではなく
天才型の物語構成を描けるのは
少なくともジャンプでは冨樫さんぐらいです。
by anagogogogo | 2008-06-17 00:14 | ■ マンガ紹介 | Comments(4)

管理人アナゴのマンガ紹介


by anagogogogo
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30