ファントムブラッド ♯006 「過去からの手紙の巻」
2013年 01月 11日
ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド ♯006 「過去からの手紙の巻」

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運命を担う二人の少年、ジョナサンとディオ。
二人の因縁は深まる一方で、物語は前話から7年後に舞台が移ります。
7年の歳月が経ち、ハドソン校のラグビー試合に圧倒的な強さを持つ青年現る!!
そう、ジョナサン・ジョースターです。彼はとてもたくましい男に成長していたッ!

そしてもう一人、華麗に相手の攻撃をすり抜けトライを決める青年。
そうです、あのディオ・ブランドーです。二人は同じ大学に進学をしていた。

二人は「名コンビプレイヤー」として大学でも人気者になり、
ディオは法律の分野で、ジョナサンは考古学の分野で成績を上げていましたッ!
しかしッ!!皆から見れば、まさに友情で結ばれた二人でも、
この二人には、やはり因縁が残っていました。壁は消えていなかったッ!
ジョナサンは7年前の様々な件を引きずりディオを信じられないでいた。
それでも「信じられない自分の心」を恥じるなど、紳士な心を忘れていなかった。

一方ディオは、7年間の歳月をジョナサンと共に過ごした事は、
財産を奪う計画でしかないと、冷めた目で本性を現します。

この二人の因縁は、やはり消えることがないのでしょうか。
場面は変わって、屋敷でジョースター卿を見守るジョナサンとディオの姿。
7年の歳月が経ち、ジョースター卿は白髪も生え、病を抱えているようでした・・。

病弱な状況ではあるジョースター卿ですが、見事に成長した二人の息子を自慢に感じ、
特にディオの成長には感銘し、これからの援助を約束していた。
他愛もないジョークを交わし三人で笑うなど、幸せな毎日が流れました・・。
またまた場面は変わり、ジョナサンは書庫で、あの「石仮面」に夢中だった。


石仮面の触手の秘密を知っているのはジョナサンだけです。
彼はそんな石仮面の仕組みに興味を持ち始め、考古学を学んだのでしょう。
そんな夢中なジョナサンは、書庫から本を取り出そうとした際、
手をすべらせてしまい、ジョースター卿の箱を床に落としてしまう。
すると、その箱から出てきて手紙は、ディオの父:ダリオ・ブランドーが、
ジョースター卿に宛てて書いた手紙であり、その手紙を読んだジョナサンは驚いたッ!


ジョナサンは、薬をジョースター卿に届けに行くディオに近寄りこう話す。

「ディオ 今・・・・・・その薬 どうした?」
薬を入れ替えようとしたような怪しい動きに対して、
ジョナサンはすでに、彼を「信じる」事をできませんでした。
そんな問いかけに、ディオは真っすぐな目をして無表情でジョナサンを睨む。
そしてジョナサンは、ダリオ・ブランドーの手紙の内容を打ち明かした!!
「7年前 君のお父さんが出した手紙・・・・・
偶然みつけたよ・・・・読もう!」
(・・・私は今・・・病にあります たぶん死ぬのでしょう わかるのです
病名はわかりませんが 「心臓がいたみ」 「指がはれ」
「せき」がとまりません・・・ 私が死んだらどうか 息子のディオを・・・・・)

「ぼくの父さんと 同じ症状だーッ!
いったいこれはどういう事だッ! ディオーーーーッ!!」
何と、ディオの父であるダリオが死ぬ前の状況と、
ジョースター卿の症状が完全に一致。ジョナサンにはもう疑う事しかできない。
しかし、そんな状況下でも、ディオはまだ口を割らず、真っすぐと無表情。
7年の歳月が経ち、またしても蘇る因縁の事件!今話はそんな場面で終わります。
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①ジョースター卿の病状
ディオの父・ダリオ・ブランドーの死ぬ前の症状が、
なんとジョースター卿の病状と完全に一致するという事件。
これを意味するものは何か。ディオの無表情が不気味な余韻を残します。
②石仮面の歴史
7年の歳月が経ち、ジョナサンは考古学を学び、「石仮面」を調べていた。
血がかかると触手が飛び出すこの不思議な構造に着目はするも、
現段階では、それ以上の意味や、石仮面の力には気づいていませでした。
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数奇な運命を担う二人の少年、ジョナサンとディオは、
偶然にもジョナサンが見つけたダリオ・ブランドーの手紙により時が動き出す。
そしてジョースター卿の病状、ダリオの手紙、ディオの真っすぐで無表情な
不気味な顔が意味するものは一体何なのか。因縁の二人にまたまた注目です。



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