ジョジョリオン ♯021 「カツアゲロードの秘密」
2013年 05月 22日
ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン ♯021 「カツアゲロードの秘密」

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チンピラに捕まり、絶体絶命に追い込まれた状況下で常秀のスタンドが発現!
そんな緊迫した状況からのギリギリスタートの今話です!!

常秀の背後から現れたスタンドは、そっとネジを手渡すように近寄る。
所々のデザインにはジョースター家を想わす要素が組み込まれているのが気になる。
話を戻して、チンピラは手が外れてしまった状況にパニックに陥り、
常秀の顔を掴み、床に叩きつけようとする中、常秀は自身の力に気付き始める。。

そして、常秀は顔を掴まれていたチンピラの残りの手をスタンドで外してしまう。
両手を失った状況下に、チンピラは「パニック」。いや、「PANIC!!」になる。

ここに新たなジョジョ擬音の1ページが開かれました笑。それは「PANIC!!」。
チンピラが「PANIC!」になっている際に、常秀はそそくさと逃げ出す。
ちなみに常秀がある程度離れた後、チンピラの手は元に戻りました。一応ね(良くみると・・w)
常秀は公園にかけより、警察に捕まった定助の身を少しだけ案ずる。
「これから・・・・あいつ 逮捕されるかなぁ~~~っ 定助
オレん家でふんぞり返って記憶が無いなんて気持ちが悪いけど
意外とあいつ・・・心が真っ直ぐでいいヤツだったな
結構一緒にいて面白えし・・・育ちも良さそうだ・・・・・
もし罪をつぐなっていずれ留置場とかから出て来たら・・・
駅前の広島風お好み焼きでもオゴってやるかァァ・・・」
なんとも、見直しているのか、バカにしているのか、心境変化はまだわかりません笑。
そして常秀は完全に勝ち誇った気持ちで、封筒の中身を調べる。しかし!!


何と手にとって確認したはずの金はそこには無く、あるのはイチョウの葉っぱのみ!
いくら探しても見つからない金。その状況を上手く読み込めず動揺します。
その真相とは・・。ここで場面は定助サイドへ移ります。
定助は、二人の警官に取り押さえられて、絶対絶命のピンチに追い込まれていた。
証拠品を押収しようと小包の中を調べると、そこには大量のキャンディが入っていて、
その他に何か所持していないかを調べられると、定助の体の中には札束が出てきました。

ここでちょっとだけ常秀サイドへ戻る。
動揺する常秀の体からは、大量のシャボン玉が飛び出してきていました!!

定助は、常秀の衣服の中に大量のシャボン玉を忍び込ませていました。
そしてそのシャボン玉は封筒の中に入り込み、イチョウの葉っぱを閉じ込めていたのです。

そんな事は知らない常秀。実は手に入れたお金は、イチョウの葉っぱによって、
再度お金は移動をして、定助のもとへ戻っていた。これが今回の真相だった!!
証拠品が無い以上、警官二人は定助を逮捕する事もできず。
(いや、でも思いっきりひじ打ちかましてた部分はいいのだろうか笑)
解放された定助は振り返って、警官二人に言い放つ・・!!

「勝ったのは・・・オレです! たっぷり!」
何ともジョジョらしいセリフと、これでもかのドヤ顔!!久々にジョジョらしい名言でした♪
ここでカツアゲロードのお話は終わり。
結局カツアゲロードの正体はハッキリしないが、この落ち葉自体がスタンドだと言う事は事実。
見事勝利を手にした定助は、金のほかに、ちゃっかり常秀の携帯もゲット。

その携帯を使って、康穂に電話を掛けます。
(というかスタンド使って人の携帯奪ってますね。悪い奴だなぁ笑)
ついに康穂との連絡が取れると思いきや、携帯は着信拒否。

着信拒否されている事に、ちょっとおとぼけた反応を示す定助。
さっきまでの緊迫した状況がウソみたいに、何だかホッとする瞬間です。
さてさてここで、場面はまたも移り康穂サイドへ。。。
携帯の着信に気付く康穂は、それが常秀だった事に気付き着信拒否にしている。

「あんまり拒否ると ストーカー化するしなぁ・・・」と、悩む康穂だったが結局出ない笑。
そして康穂は、常秀のGPSでカツアゲロードの場所を見ていたのだが、そこに気になる単語が。

「ジョースター地蔵」
「アメリカ人騎手-ジョニィ・ジョースター(1872-1901)のための鎮魂碑がS市杜王町にある」
何気なく目に入った単語は、良くも悪くも、これから始まる奇妙な物語の序章になる。
何とジョニィ・ジョースターは、この杜王町で、享年29歳という若さで死亡していた事が発覚。
そして、康穂はジョニィ・ジョースターの歴史と、ジョースター家系図との関係を調べ始める。。
調べによると、ジョニィ・ジョースターは、杜王町の六壁神社付近の街道を騎馬で通行中、
何者かに岩で撲撃され、死亡した。そしてその頭部には巨大な岩石が乗せられたと言う。

また、妻である日本人女性の「理那」は、重要参考人として調べを受けるが、
事故による死亡と情報は訂正され、理那さんは釈放をされたと言う。
康穂は、ジョニィと理那の情報、そして理那と東方家、ホリーさんとの関係も知った。
余りにも「必要とした事以上の情報に結びつく」この状況下に、康穂も驚きを隠せず、
スタンドの「ペイズリーパーク」を後ろに控えながら、定助に合わなければいけないと強く願った。

ここで場面は定助サイドへまた戻る。。。
康穂との連絡が取れずに、街中を歩きだす定助は、これまた運命か、康穂の能力のせいか、
定助は何と「ジョースター地蔵」の元へ辿り着いていた。自分と同じ帽子に、何かを感じたのか。

地蔵に見とれていると、後ろからカツアゲロードでお世話になった水槽親父が!
ちなみに定助はゲットした金で水槽弁償代を払っていた。すでに敵対はしていないよう。。
定助は、「ジョースター」という単語から、家系図でみた「ジョニィ・ジョースター」との関わりを聞く。
ジョニィ・ジョースターの単語を知っていた事に親父は驚き、ジョニィ来日の裏歴史を話し始める。。

ジョニィ・ジョースターは、「理那」という女性と、大西洋を渡る客船の中で知り合った。
理那とジョニィはとても愛し合い、牧場で幸せに暮らしていたが、何年か過ぎた頃、、
理那を「病」が襲った。。

理那は、初めは記憶が少しずつ無くなり、思い出したり忘れたり、
そのうち皮膚が折り紙のように線が入り、固くなっていたと言う。
そんな状況に、ジョニィは妻の故郷で過ごさせてあげる為に日本にやってきた。
そしてジョニィは、ニューヨーク市のとある場所の地下深くに眠る「ある物」に手を出した。

それは「聖なる遺体」。ジョニィは、聖なる遺体の「力」に頼ろうとした。
そしてジョニィ・ジョースターは、愛する人の為に「遺体」を掘り起こした----。
いや~、もう色々な情報が盛りだくさんの今話。とりあえずここで第21話は終了。
ついに出た!第7部の「聖なる遺体」。ジョースター家と「呪い」の因縁とは?まとめに入ります。
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①ジョースター地蔵
杜王町のカツアゲロード近くには、ジョースター地蔵という鎮魂碑があった。
それは、第7部の主人公である「ジョニィ・ジョースター」のものでありました。
まずはジョニィが享年29歳で無くなっていた事がショックでした。
しかも死因は岩による撲殺。内容を見るに、頭部は無くなっていた?
「頭部が無い」というキーワードにも過剰に反応してしまいますが、
そもそもジョニィが簡単に岩で撲殺されるとは、第7部を見てきた自分にとって違和感がある。
誰がジョニィを殺害したのか。頭部は持ち去られたのか。謎は本当に多い。
②聖なる遺体
今回の話で一番の驚きと言えば、この「聖なる遺体」の話です。
とりあえず遺体の存在がストーリーに関わる以上、「呪い」とはこの遺体の事だろう。
つまり、ジョニィが遺体を掘り起こした事によって世に出てきた「呪い」。
これは突然の隆起として現れた「壁の目」に明らかに影響がある事でしょう。
遺体を掘り起こした事で起きた「罪」。
愛する人の為とは言え、行ってはいけない「大罪」を犯した代償は、
ジョニィの子孫にも語り継がれていったのだろうか。それが「呪い」なのだろうか。
色々と今回の情報だけで推測が出来そうですが、もう少し情報を待ちましょう。
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今回は、物語の根本に関わる衝撃的な情報満載の回でした。
ジョニィの死。遺体の掘り起こし。受け継がれる「呪い」とは。。。
第7部で登場した情報が、これでもかと第8部に染み込んでいく展開はすごい。
最近スロースターターだなぁと、ジョジョリオンを読んでいたみなさん!(自分も実はちょっとw)
きっとこれから始まる物語は、奇妙で、意外で、素晴らしいものに違いないッ!!
定助の正体と、ジョースター家系との関係も含め、物語から目を離せなくなった。
少しずつ物語の「真相」に近づいていく展開を期待!今話はこれにて失礼しますッ!



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