「心が叫びたがってるんだ。」(アニメ)映画 感想
2017年 08月 09日
ついでと言ってはなんですが
「心が叫びたがってるんだ。」(実写)の紹介に続き
せっかくなんで(アニメ)の方も少しだけ紹介しちゃいます。
あらすじや内容などはリンクを参照ください!!

さて、アニメの方が先に公開をされている本作品ですが
自分の感想としては「アニメの方が全然良い!!」ですね。
まあもともと原作は漫画なのでビジュアル面や音楽面など
実写化不利な状況は否めないと思うので、そこは仕方ないんですが汗。
アニメの方は実写化に比べてさらに「原作通り」感は強いです。
正直かなり「原作通り」だと思います。そこまで違和感はなかった記憶があります。
●アニメ感想と言うよりは原作感想ww
青春群像劇として描かれる4人の主要キャラ達について
①成瀬順
本作品の主人公と言っていい成瀬ですが
「話せない」「小さい」「可愛い」「歌が実はうまい」など
ヒロイン力がかなり高いキャラなんですが笑
単純に「感動」という面で見れば、後半のある行動に対しては
結構嫌悪感を持ってしまう人も多いんじゃないかなぁと思ってしまいます。
あくまで「感動」という面で見れば。
「身勝手」「自意識」なんていう行動はまさに「青春」だから
そういう行動ってのはモラトリアムな世界には必要なスパイスなので問題無し。
だけれども、物語全体として見たときにその「行動」は
よくよく落ち着いてみれば「それはないんじゃない?」と思ってしまう可能性も。
②田崎大樹
こいつは4人のなかで微妙な立ち位置な感じ否めないですが
それでも4人をつなぐ重要な役割でもあったと思うので特に言うことなし!
③仁藤菜月
中学生のときに坂上と付き合うも
「相手への理解」や「自分の気持ち」に素直になれなかったことから
すれ違いで「自然消滅」した恋への気持ちを残している女の子。
原作ではアニメよりは若干坂上と仁藤の中学時代は描かれますが
このあたりの「すれ違い」というか「自然消滅」の部分は
ちょっと説明が少なく、もう少し掘り下げても良かったかなと感じます(原作感想ですねこれ笑)
「優等生」「チアリーダー部長」「美人」
これまたヒロインと言うよりは「報われないライバル」のステータスに感じますが笑
本作品ではどのような結末になるのか、それは読んでみて(見てみて)のお楽しみです♪
④坂上拓実
「普通にイケメン」「ピアノ弾ける」「ちょっとクール」
これはもう何気に「王子様キャラ」の全ステータスを持っていますが笑、
物語としては「成瀬順」と「仁藤菜月」にどのように青春していくのかが見どころ。
ただ個人的には「違う方」を選んで欲しかったかなぁともどかしさはあります。
●全体的には・・・
作品全体で言えば、原作に忠実に「心動かされる物語」を描いた良い映画です。
「涙が止まらない」というよりは「ウルっと涙がにじむ」という印象が強いので
自然ないい涙を流したい人にはお勧めできる作品だと思います。
もし見る機会があれば原作を読んだ後に、「ここさけ」のアニメをご覧ください♪