映画感想「海獣の子供」
2019年 08月 01日
更新が途絶えておりすみません。
プライベート忙しくなかなか更新サイクルに乗れず
紹介したい作品は山ほどあるなか、なかなか・・。
そしてそんな中、映画は結構見ていまして笑
しばらく映画感想を続けていこうかなと思います!
(決して”つなぎ”ではありません・・決して・・w)
今回紹介するのは「海獣の子供」です。

好きな人は好きだと思います。五十嵐先生の作品笑。
まあ正直「読みにくい」部類には入るマンガになると思います。。。
概要はざっくりと言えば少女とふたりの少年の出会いから始まる
「海」と「空」という少年の不思議な出会いから描かれる「海」に関連した話。
ただしこの作品が「どういう物語か」というのは説明しきれない
というより「説明できない」作品としか説明できない・・ん?
とにかく笑、「言葉では伝えきれない」という
キャッチコピーにもなってしまうような「読みにくさ」は蔓延しています。
ですので・・正直原作が知らず「物語性」を求める場合は
この作品は「何だかわからない」と言われても文句が言えないほど
ある意味「原作再現」や「物語性消失」に特化しているとも言える。。。
閑話休題。
ここまでだと良くない評価なのかと思われますが
自分は正直、漫画原作映画のなかでは「トップ5」に入るほどに感動でした。
実は今回のアニメ制作が、あの松本大洋先生原作の「鉄コン筋クリート」の
アニメ制作会社ということで、もうそれだけで期待度がMAXになったわけで。
まあ自分が好きなだけなのかもしれませんが
とにかく今回も「原作再現」と「アニメ表現」の演出が
まあすごくて驚きました。
と、全然作品の話に触れないのは確信犯ですが笑
それほどにこの作品は「説明しない方が良い作品」と思っているので
映画館ではもう見れない?かもしれませんが、ぜひDVDなどでご覧ください。
唯一気になると言えば・・
最後の大盛り上がりのあのシーンがアニメだと
ちょっと「宇宙」の具合を攻めすぎたなぁと、映画を見ながらにやけました笑。
原作も「宇宙要素」はあったものの、あくまでそこは「海」にして欲しかった笑。
とにかくこの作品は「説明不可」「言葉では説明できない」
と、言ってしまうのが楽な作品です。超絶おススメ。本当にすごい映画。
原作は好き嫌い別れますが、自分は大好きな作品です。
全5巻と読みやすい量ではあるので、ぜひ一読ください♪