ピンポン


今日のマンガ紹介は「ピンポン」です。

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○作者 松本大洋 
○出版社 小学館 
○掲載誌 ビッグコミックスピリッツ 
○連載期間 1996-1997 
○巻数 全5巻




■あらすじ

幼馴染であるペコとスマイル。物語序盤ではペコはまったく練習せず才能のみで戦って、やがて壁にぶちあたる。一方スマイルは自らが無意識のうちに手を抜いてることに気づき名コーチのもと急成長をとげていく。だがスマイルはペコが目覚めるのを待ち続ける。そして再び卓球に復帰し本気で練習しだし、かつてのスマイルやアクマのヒーロであるペコが復活する。 
 
 
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~ジャンル分類~ 
卓球スポーツ漫画
~要素方程式~ 
[卓球]×[独特]×[センス]=[すごい!]×[すごい!]


ピンポンは名前の通り、卓球マンガです。
しかし作者・松本大洋が描く世界観での
卓球マンガであるこのピンポンは、
とにかく大迫力!このマンガはすごい!

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独特な画風と空気感で描かれていくスポーツ漫画。

これほどインパクトを感じるスポーツ漫画も
なかなかないし、唯一無二の個性を感じる作品です。 
 

~見所ポイント~ 
 
①独特な画風の魅力

コミック表紙を見てもらうとわかる通り、
すごく画に特徴があります。

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特徴としては、まず線の描き方がゆがんでいて、
また線一本一本が細かく、ラフな構図。

キャラクターや、スポーツでのシーン、背景、
どれをとっても見たことのない画風なので、
これは体感してみて、好きか嫌いかわかると思います。 
 
またマンガ内の吹き出しのやじるしがすごく面白いし好き笑
これは見ていて気づくと思います) 
 
②独特すぎる作風の魅力 
 
彼のセンスは、どの作品を見ても十分に発揮されている。
それはセリフ使い、マンガの構図、背景、コマ割、キャラクターの個性。
どれも松本大洋にしか描けない。
これほど自分を出している漫画家もそうそういない。個性のかたまりだ。 
 
特にこのピンポンでは、
主な登場人物5人のキャラクターがすばらしく、
今回はぜひそれを紹介したいと思う。
 
■星野 裕(ほしの ゆたか)/愛称 ペコ  
 ●右ペンホルダー 前陣速攻型  片瀬高校1→2年生

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★口癖は「さん」くれろ。不思議な雰囲気をかもし出し、おかっぱ姿が特徴。ペンホルダーに裏面ソフトをつけることによって、卓球の強さが爆発した。 
 
■月本 誠(つきもと まこと)/愛称 スマイル
 ●右シェークハンド カット主戦型  片瀬高校1→2年生

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★卓球センスは抜群ではあるが、いまいち闘争心がない。無口でメガネ姿ということもあって、クールな印象。ペコとは昔からの幼馴染。昔は笑顔があったことから、ペコにスマイルとあだ名をつけられた。 

■風間 竜一(かざま りゅういち)/愛称 ドラゴン
 ●左シェークハンド オールラウンド  海王学園高校2→3年生 

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★勝つことだけを考え、王者としてのプレッシャーに、日々苦しんでいる。スキンヘッドで、眉毛なし、これ以上ないほど恐ろしい風貌。
 
■佐久間 学(さくま まなぶ)/愛称 アクマ
 ●右ペンホルダー 前陣速攻型  海王学園高校1→退学 

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★自身の才能の無さに気づき始め、日々卓球を続けていこうか悩んでいた。後に、スマイルとの対戦で敗北し、傷害事件を起こしたことから、退部となってしまう。スキンヘッドにメガネという、不思議な外見を持つ。

■孔文革(コン・ウエンガ)/愛称 チャイナ
 ●右中国式ペンホルダー ドライブ主戦型  

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★中国としてのプライドを持ち、一度はペコにスコンク(1点も与えず)で勝利するなど、強敵として登場する。後に、一度は下に見ていた日本という「環境の違い」を指摘するも、強力な敵(ドラゴン)がいることを実感し、帰国することになる。 
  
 
この魅力的な5人のそれぞれの苦悩と葛藤の描写は、
不思議な画風に負けないほど、リアルで心に刺さってくるものがある。
スポーツを経験したものなら誰しもが経験する挫折や苦悩は、
このピンポンにもぎっしりつまっている。

~注意点~

①すべてにおいて独特

これほど独特なマンガ作品も
「忍空」ぐらいです笑。

台詞・描写・画風、すべてにおいて独特なので
この雰囲気が嫌いだとダメかもしれませんね。

特に画風に関してはかなり好みがわかれますね。
自分はすごく好きですけど・・・。

ただ、仮に画風を差し引いても
マンガ作品としての魅力は山ほどある。
これは是非見て欲しいところ。

  
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「ピンポン」を一言で言うならば 
 
この星で一等賞になる卓球で俺は。 
 
漫画のラストで、あれほどの強敵だった風間も、
日本代表落ちになっていた現実や、
月本は小学校の教師を目指しているなど、
かなりすごいラストになっているのも必見です。

ちなみに自分は卓球を小中高とやっていたのですが、
月本選手のような、カットマン型(主に防御中心)のプレイスタイルが好きです。 
 
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個人的好み度 86%
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      {100%} ・・・・・ マンガ作品の限界到達点。魂揺さぶる頂点。     
   {99~90%} ・・・・・ 想像を超えた衝撃を受けた。作者に尊敬の念。
   {89~80%} ・・・・・ 想像の範囲内で大好きです。感謝しています。  
   {79~70%} ・・・・・ 好きでもう1回読みたいと思える。オススメできる。  
   {69~60%} ・・・・・ 好きだけどもう1回は・・と感じる。なかなか好き。   
   {59~50%} ・・・・・ そこそこ楽しめたと言えると思う。普通に楽しめた。
   {49~40%} ・・・・・ 読んでいてある程度魅力を感じた。悪くはない。     
   {39~30%} ・・・・・ 普通。可もなく不可もなく。特に言うこともなく。
   {29~20%} ・・・・・ ちょっとだけは魅力を感じた。正直好きではない。   
   {19~10%} ・・・・・ 嫌悪感のようなものを感じた。イライラしてくる。
   {09~00%} ・・・・・ マンガ作品の限界最下層。魂揺さぶる底辺。        
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by anagogogogo | 2008-10-25 18:20 | ■ マンガ紹介 | Comments(0)

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