CLAYMORE
2008年 11月 07日
集英社
売り上げランキング: 4690
○作者 八木教広
○出版社 集英社
○掲載誌 月刊少年ジャンプ(1 - 73話)
週刊少年ジャンプ(番外編1 - 4話)
ジャンプスクエア(74話 -155話 )
○発表期間 2001-2014
○巻数 全27巻
■あらすじ
人を捕食する妖魔に対抗すべく、組織に造られた半人半妖の女戦士…クレイモア。人々に忌み嫌われ、いつかは自分も妖魔に成り果てる運命を背負いながらも彼女たちは闘い続ける…組織の真の目的も知らされぬまま…。
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~ジャンル分類~
半妖戦士バトル漫画
~要素方程式~
[妖魔]×[バトル]×[シリアス]
=[ダーク]×[ファンタジー]
この漫画作品の大筋は基本的に
①人間②クレイモア③妖魔(覚醒者)の3種族の話がメインとなって
ストーリーが展開されていきます。
クレイモアとは、人間と妖魔の中間的な存在として、
人間を守るために、創り上げられた種族に位置しています。
このクレイモアが自身の存在意義に悩みながらも
戦いながら生きていく、そんな主題となってます。
バトル自体は、少年誌によくある能力系ではなく
純粋な剣技を中心としたバトルになっています。
~見所ポイント~
①半妖(クレイモア)の運命
人間を妖怪(覚醒者)から守る為の存在として、
妖魔の力を取り込んだ人間(半妖)として立ち向かうクレイモア。
そのクレイモアはいずれ妖魔の力に浸食され覚醒者になる運命にある。
自分自身がいずれ覚醒者として変化する運命を知りながらも、
その運命を背負い闘うクレイモアの姿には、まっすぐな意志と目的がある。
②めっちゃ淡白な描写
まず、この漫画の伝えたい特徴は
淡々としたキャラクター描写、背景、セリフなど
すべてにおいて淡白な印象が非常に強いです。
そんなキャラクターの個性が無に等しいとは対象に、
妖魔(覚醒者)のデザインは非常に凝っていたり
バトルシーンも妙に個性的で、非常に差を感じる作品です。
「補足」:妖魔の力を発現してしまった覚醒者。姿形は異形な姿に変化をしてしまう。
この独特な雰囲気が、一番の見所ポイントです。。
③仲間の見分けが付かない笑
②で書いたとおり、キャラクターが淡白ということで
登場するクレイモア達は、
髪型だけ変えたような同じ顔立ち、同じ服装、そして性格やセリフも、
みな淡々としているキャラが多くて、正直「お前だれ?」っていうキャラが多い笑。
ここまでキャラクターデザインを薄くしているのは、
意図なのか、はたまた、この作者自身描くのが苦手なのか、
そこがあまりわかりませんが、とてもそこが、作品の魅力にもなっている気がする。
~注意点~
①淡々としているキャラ
この作品の一番の見所でもある「淡々とした描写」が
物足りないと思ってしまう人もいる気がします。
登場キャラのクレイモアたちも、感情が薄く
表情もないので、キャラに感情移入しずらい作品かもしれない。
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「CLAYMORE」を一言で言うなら
[淡々ダークファンタジー]
淡々さで言えば随一かも笑。
でもすごく魅力ある作品に感じる部分もある。
まだ読み進めていない作品なので、今後更新します。
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個人的好み度 62%
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{100%}マンガ作品の限界到達点。頂点
{99~90%}想像超えた衝撃を受けた。尊敬
{89~80%}想像範囲内で大好きです。感謝
{79~70%}好きでもう1回読みたい。推薦
{69~60%}好きだけどもう1回は・・。好き
{59~50%}そこそこ楽しめたと言える。良し
{49~40%}読んで少し魅力を感じた。普通
{39~30%}普通。可もなく不可もなく。無言
{29~20%}読み進めるのが辛かった。微妙
{19~10%}嫌悪感に近い感覚がある。落胆
{09~00%}マンガ作品の限界最下層。底辺
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