第1回・・「福本伸行」


第1回目のマンガ家紹介は「福本伸行」さんです。

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http://koware.hp.infoseek.co.jp/jyu-goya/comic/wani.htm
(上記画像二つの引用先サイト)


上はデビュー当時、下が現在なんですが、
顔の変化が激しすぎです笑。

デビュー当時は人情物を描いていた好青年(上)が、
ドロドロの心理描写が売りの現代(下)にどうして変わっていったのか、
そこが一番気になります笑。ミステリーだ。。。




■経歴概略 ※主にwikipedeiaより 
 
●工業高校の建築学科を卒業 
●建設会社に入社 
●それと並行して描いた剣道マンガを持ち込みアシスタントとして仕事をする 
●入社3ヶ月で会社を退社 
●画が下手で、「トラック運転手の方が向いている」と言われ、アシスタントを辞める 
●ちゃんぽん屋でバイトしながらマンガ活動 
●「天 天和通りの快男児」で初のヒット作品 
 

経歴について見ると、建築学科の工業高校を卒業していることに驚く。

自分も大学の建築学科であることで、すごく親近感が沸きます。
その後建設会社に入社するも、マンガのアシスタントとなり、
退社するところなんかはすごく面白い。 
 

■作品リスト  ※wikipediaより引用 
 
■男の風(1977年)   未読
■よろしく純情大将(1980年、月刊少年チャンピオン)  未読
■当たってくだけろ!(1980年、月刊少年チャンピオン)   未読
■あまりちゃん(1980年、週刊少年チャンピオン)  未読
「ワニの初恋」(1987年)   紹介完了
■見上げれば通天閣(1986年)   既読 未紹介     
「春風にようこそ」(1989年)  紹介完了
「天 天和通りの快男児」(1989年-2002年 近代麻雀ゴールド) 紹介完了
「熱いぜ天馬」(1990年)  紹介完了 
「アカギ」(1992年- 近代麻雀連載中)  紹介完了
■銀ヤンマ(1992年)   既読 未紹介
「銀と金」(1992年-1996年 アクションピザッツ)  紹介完了
「真実の男」(1996年)  紹介完了
「無頼な風 鉄」(1990年-1991年 競馬ゴールド)  紹介完了
「熱いぜ辺ちゃん」  紹介完了
「賭博黙示録カイジ」(1996年-1999年 週刊ヤングマガジン) 紹介完了 
■あの人のトランペット 福本伸行自撰短編集 1(1998年) 既読 未紹介
■星降る夜に 福本伸行自撰短編集 2(1999年)  既読 未紹介
■前へ…!! 福本伸行自撰短編集 3(1999年)  未読
■RUDE(あくたれ)39(1999年)   未読
「無頼伝 涯」(2000年-2001年 週刊少年マガジン)  紹介完了
「賭博破戒録カイジ」(2000年-2004年 週刊ヤングマガジン)  紹介完了
「最強伝説黒沢」(2003年-2006年 ビッグコミックオリジナル)  紹介完了
「賭博堕天録カイジ」(2004年-2008年 週刊ヤングマガジン)   紹介完了
■賭博覇王伝 零(2007年- 週刊少年マガジン)  既読 未紹介  
 
コンプリートまであと6作品だ!!。
 

■画力・画風

初めに持ち込んだマンガというものが、経歴でも書いた、
剣道マンガなんですが、その原画のコピーがこちら↓笑。 
 
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かなりひどいし笑えます笑。「それなりの背景」には驚愕笑。 
 

まあ見てもらうとおり、画力に関してはかなり独特です笑。
色々騒がれていますが、画力に関してはどうにも。

それでも現在の画風である
角ばった輪郭と長い鼻、そして横顔が多いなどの画風は、
一度見たら忘れられないインパクトを持っています。 
 
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上の画像は、初期作品である「ワニの初恋」で、
おぞましい画風になっています笑。

片や下の「アカギ」では、
スッキリとした現在の画風ですでに定着していると言っていいです。 
 

漫画表現で言うと、強烈なキャラクターと常軌を逸したセリフ、
また動揺したときにでてくる「ざわ・・ざわ・・」の表現は魅力。 
 

■漫画哲学 
 
福本伸行作品には、自分が考えるに三つの漫画哲学がある。 
 
■人情物(ハートフルコメディー) 
 
■ギャンブル性(麻雀とかカード、その他ギャンブル) 
 
■メッセージ性(生と死、人生観、心理描写)
 
 

人情物については、初期の作品がほとんどこの作風で、
かなり現在の作品では想像も付かないほど明るいです笑。
それでも彼が最初に選んだこの作風は、
今とは違うとしても、彼の漫画哲学のひとつの要素だ。 
 
それに対して、現在の作風は主に
ギャンブル性メッセージ性が強くて、
ギャンブル要素が強い「賭博黙示録カイジ」
心理描写・メッセージが強い「アカギ~闇に降り立った天才~」などが有名。


自分が一番好きな福本作品は「最強伝説黒沢」という作品で、
紹介記事にも書いたとおり、
メッセージ性においては一番色濃い作品になっている。

自分が思うにこの中でも、
福本作品の漫画哲学の根本は
メッセージ性」にあるんじゃないかと思っている。 
 
 
■まとめ 
 
福本伸行作品に初めて出会ったのは、
深夜アニメでやっていた「アカギ」だった。

あの強烈なキャラクターに衝撃を受けて、
麻雀のルールを知らないのにも関わらず、
ずっと見ていたのを覚えている。

このアカギの漫画を読むために、
麻雀のルールを覚えたんだから、
麻雀を知れたきっかけはこの「アカギ」だった。

それからこの福本作品が気になってきて、
カイジとか天とかを読んでいったんだな。

彼の作品は、本当に重い作風で、
どうにもさわやかとは言えない作品です。

それでも強いメッセージセリフには驚くのもしばしば。
また人間の心理描写の長さ・しつこさに関して、
彼を超える作品も少ないです。すごくしつこいですよ笑。

また初期の人情物やギャグテイストが高い作品も、
自分的にはすごく好きで、
こっちのあったかい作風もいけるんじゃないか?と思いますが、
まあ現在のドロドロの心理描写で成功したのだし、
そっちの才能があったんでしょう。

なんにせよ、自分は福本伸行作品をすごく尊敬しているし、
大好きなマンガ家さんです。
なにかモヤモヤしていたり、少し感慨深いときに、
この福本作品を読むと、何かハっとすることがあるかもしれません。

本当にオススメのマンガ家さんです!ぜひ読んでみてください!

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Commented by とり at 2008-11-19 22:23 x
ワニの初恋…
タイトルと表紙がツボに入った(笑
ワニはクッキングパパですか?目もきらきらしてるし。
でもインパクトのある絵をかけるってのは漫画家として重要な要素だから、画力はある!きっと。
Commented by アナゴ(管理人) at 2008-11-20 06:38 x
俺もこのデビュー作を知ったときは笑ったよホントに笑。

クッキングパパ風のあのアゴは初めの頃の作品に結構見れたんだけど、今のアカギとかカイジでは見ない顔だよね笑。

画力は「YES」と「NO」で結構意見が分かれてるらしい。じゃあ俺は「NO」で行かせてもらいます笑。
by anagogogogo | 2008-11-19 12:58 | ■ マンガ家紹介 | Comments(2)

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